「スランプ」は防げる。

2021/10/12

昨日 Instagramのストーリーで質問を募集したところ

「怪我やスランプに陥った時に、どのような対処をしますか?」

という質問が来ました。

 

 

そこで過去にTwitterに書き記したものを思い出してRTしたんですが

ここにもちゃんと残しておこうと思ったので記します。

後半に少し追記もしておきました。

 

————-2019/2/17投稿——————–

ただの持論ですが、驚くほどに理にかなってる

と思ってて、効果あるので共有します。

 

「スランプ」は防げる。

 

僕のやってるフリースタイルフットボールの話ですが、

僕は昔一度スランプに陥りましたが

今は1mmもありません。

他の競技で役に立つのかはわかりませんが

参考にはなるはず。

 

「スランプ」は自分で気付けない、

いつもと違う誤差から生まれるものだと思っています。

フリースタイルでは「雰囲気」や「こんな感じ」

みたいな感覚で覚えた技は、何かの拍子に出来なくなる事が

多々あると思っています。

これがスランプの元。

 

理由もわからずできなくなる。

 

問題はここです。

「こんな感じでやると出来る」

これが良くないんです。

出来る事はいいんですが、必要なのは

「自分がどうやった時にうまく出来るのか」を知る事です。

これは出来るようになってから考えても大丈夫です。

 

「こんな感じ」を言葉にできますか?

「こんな感じ」を理解できていますか?

 

自分で言葉にしたり、言葉にできなくても

頭で理解する事はとても大切です。

スランプになった瞬間に、そこと答え合わせが出来るんです。

自分の正解を知っているから。

 

「こんな感じ」ほど無責任な感覚はありません。

何かの拍子(怪我も含む)に失いそうです。

 

そんな時に明確な、

この技の時は・・・

・足首はこの角度

・この部分を蹴る

・このタイミングに飛ぶ

などの正解を言葉に出来ると、どうでしょう?

 

僕は初級技として有名なクロスオーバーですら

動作を5つくらいに分けて言葉にして

理解するようにしています。

するとスランプになっても1つ1つの確認作業が出来ます。

何がうまく行っていないかの答え合わせです。

 

技が出来るようになった後に

技をちゃんと理解できると

答えを持った上で確認が出来ます。

 

しかし、感覚のみで覚えたものは不意に失います。

答えも持っていません。

悩みます。

しかし答えはありません。

ドツボにハマります。

 

この、「技の理解」にはさらに利点があって

技を分解して覚えるという事に繋がるんですが

「こうするとこうなる」の概念を覚えると

概念同士の組み合わせで、技を作ったりする事も出来るんです。

そして僕は何より、スクールを行う上で生徒に技を教えるのが

とてもスムーズになっています。

 

技にトライするにあたって、

ここが上手くいっていて、

ここが上手くいっていないから、

この部分を練習しよう!と細かく伝える事が出来ます。

すると、理解が出来るので技の習得が早くなります。

 

僕でも感覚で覚えた技も沢山あります。

そこで止まった技達は今も安定しません。

そう、ノリクラです。

 

上手くいってる時に、自分がどうやって動いているのかを知る事。

これが一番大切です。

さらには言葉に出来ると最高。

スランプどころか概念の理解だけで新しい技が出来たりします。

それが僕のフリースタイルフットボールです。

 

ここまで書きましたが

「感じる」も大切です。

深いから楽しめる!!

 

昔、アラ連が20回くらいまで行った後に

10回も超えなくなって不貞腐れたことがありました。

あれは本当に辛かったです。

その後、技の理解と反復に努めました。

そのキッカケをくれたのは

フリースタイルを始めた頃からお世話になってるnaoさんでした。

 

「1年間基礎をやってもいいと思うよ」

 

この言葉は大きかったです。

 

——ここからは現在の自分の言葉で追記——-

 

結局は「出来る」と「出来た」には大きな溝があります。

並べてみると

「出来ない」→「出来た」→→「出来る」→|大きな壁|→「綺麗に出来る」

だいたいこうなると思っています。

 

「出来た」から「出来る」にするために、

沢山考えて、身体に馴染ませて

言語化までして、反復して

さらにこだわると

「綺麗に出来る」まで行けるのだと思います。

 

どう考えても自分には再現性を高められない技

という物も存在します。

少し気持ち的な問題にもなりますが、

使う予定ないし、コスパが悪すぎる…

から却下!でも動画には残しておこう!

小技集として!という物がいくつかあって

Instagramを遡って色々見ていただければ

そんな技達にも出会えます。

今では練習してないし、なんなら忘れてる。

やってと言われても出来ない技達です。

 

しかし、それを数年後に見た時に

「あれ、今のスキルなら応用して使える…!」

と、なったりする事もあります。

 

そして誰かにとっては良いアイディアの種になる事もあります。

人の動画を見るのってそういう意味でも、とても大切。

そして、それ以上に自分がどうなってるのかを確認するために

動画を撮ってチェックするのがとても大切です。

 

 

 

 

少しでも誰かの助けになればと思い、

ここにこの記事を置いておきます。

ぜひ参考にしてみてください。

長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

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